れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

サマポケ備忘録② ~鴎ルート~

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 みなさんこんにちは、れぽてんです。iOS版「Summer Pockets」(サマポケ)の感想記事2回目となります。前回はこちら。

 

wafumiru.hatenablog.jp

 

 今回は鴎ルート。ルート入ってから(8月6日から)3時間半くらいで終わって「みじかっ」となりました。

 

 全体的なもので言えば、「夏は冒険。そして冒険は一生の思い出」というのをしみじみと感じられる展開を見せつけられました。鴎ルートのワクワク感は異常。泣きというよりかは、楽しかったという印象が強いです。共通ルートでの鍵集めから始まり、宝の地図、洞窟探検、海賊船と、そういった体験を子どもの頃にしていなくとも、どこか懐かしさや高揚感を覚えさせるストーリー。全人類謎解きとか隠された秘密の場所とか好きなのよ。

 

 中盤までのある種ミスリード的な話運びもよかったですね。てっきり鴎と羽依里が昔実は会っていて、それを徐々に思い出していくのかなと思っていたら……。ただ、紬に続いてまたしても超常的な存在という展開で、そこで多少泣きが削がれてしまった面はあるかもしれません。でも終盤のあの種明かしには多少なりとも唸らされました。

 

 羽依里が鴎のために海賊船を完成させようと動く場面は、紬ルートとの一貫性を感じられて非常に好感を覚えました。紬ルートでもそうでしたが、羽依里の、ヒロインのために夏を懸けられる、信念を貫くという部分が鴎ルートでもしっかりと描かれています。ここがぶれると、要はルートごと(つまり書き手ごと)に羽依里の性格や言動が変わってしまうと、多少なりとも違和感を覚えるものです。ひいてはそれが作品全体の評価にもつながりかねない。その点において、両ルートともしっかりと整合性が取れていたように思います。……もしかしたら担当が同じなだけかもしれませんが。

 

 不満点ですが、鴎とのイチャイチャが足りない(紬ルート基準)。なぜだ、なぜ鴎はもっと照れたり甘えたりしてくれないのだ。なんだこの友達以上恋人未満な関係は。それはそれでいいですけれども。イチャイチャスピンオフ一生待ってます。でも鴎が「羽依里」って呼び捨てにするのは非常に良かったと思います。言い方がすごくいいんですよね。優しさと親しみ、ずっと昔から一緒だった幼馴染みたいな関係を感じさせる言い方。結局ここの理由は明かされませんでしたが、最後の手紙のくだりから説明できなくはなさそうです。実際に会ったことはないけれど、本当に昔馴染みだったということらしいですから。

 

 以上、相変わらず雑ですが、今回はここまでです。鴎ルートは夏と冒険というのをとても上手く描写していたと思います。あと、鴎の正体を知ってから振り返ると、紬ルートでもそれなりに鴎が出てきたのにも何かしら意味があるのではないかと思えてきますね。考察の余地ありでしょうか。

 それにしても、少しだけ話に関わってきた「蝶」というのはなんなのでしょう。進めていけばきっと分かると信じて、次は静久狙いで。あるかは知りませんが、紬ルートとのリンクを楽しみにしています。それでは。

 

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