れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

私と郁田はるき

 どうして気になったのか、きっかけはよく覚えていない。

 

 強いて言えば、尊敬しているあるプロデューサーの方が「私は郁田はるきのファンなんです」と言っていたことくらいな気がする。あるいは、螺旋公演の現地参加を決め、「それまでに気になる子のWINGくらいはやっておきたいな」と思って、その延長線上ではるきに手を伸ばしただけかもしれない。

 

 ともあれ私は、2025年、郁田はるきという子に出会った。

 

 

 

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 WINGを読んだ。めちゃくちゃ良かった。

 

 はるきは、自分の中に湧いてきた気持ちに対して「これはこういうもの」「これはこうかな?」「これは……ちょっと分からないかも」と分けた上で、ちゃんと言葉にして表現できて、かつ向き合うことができる柔軟さと寛容さを持った子だった。そして、外から何を言われても曲がることのない芯がある子だった。

 

 WINGの一つひとつの通過を喜び、その喜びをちゃんと言葉でプロデューサーに伝えて、思い出として積み重ねている姿もとても印象的だった。

シーズン1

シーズン2

シーズン3

シーズン4

 

 そして何より、モーニングコミュ9。


 てってれーてれれれってれーパーフェクトコミュニケーション。一発で惹かれた。かなり、かなり良い。空想の話として、乗るなら何がいいかという話題に「ドラゴン」と返して、それにうれしそうに受け答えしてくれる子を、好きになるなという方が無理だろう。

 

 

 

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 ユニットにフォーカスが当てられたファン感謝祭を経てのGRAD。これが本当に良かった。とにかく良くて、良すぎて……うまい言葉が自分の中に見つけられなかった。

 

 彼女が長く続けてきた絵。歌やバラエティ出演といった、アイドルとしての活動。うまくいかないことが目の前にたくさんあって、それに押し潰されそうになっている姿が描かれていたのがGRADだ。

 

 それまでにいくつかのP-SSRのコミュも読んでいた。その上で、私ははるきの世界の見方やその受け取り方、それを受けての「どういう風に表そう」という部分の考え方、そしてその先にある表し方が好きだった。

 

 だから、こんなにも泥臭く、人間臭く悩んで、苦しんで、もがく姿が描かれていたGRADは、私にとってはるきが一気に近くなったエピソードだった。苦しくても、できなくても、どうしようもなく落ち込んでも、全部に真正面から向き合ってもがき続ける彼女を見て、「あ、こういう子だったんだ」と思った。ぼんやりとしていたはるきの輪郭が、私の中ではっきりとした。




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 Landing Pointでは、とうとうはるきの問題の本質が描かれた。“引力”。「はるきには……その手に残したいものがないのか?」「……ある、はずなんです。でも…………わからなくて」。

 

 結局、このコミュ内ではるきの引力が何なのかに対する答えは明示されない。きっとそれは、彼女がこれから探していかなければならないものだからだろう。そう、プロデューサーと一緒に。はるき自身の手に残るような何かを。

 

 そして、この点のファーストステップが、シナリオイベント「結実、の先に」だったのではないかと思う。「足跡を感じられたのなら、それがその人の歩み。その人だけが感じられるものなんだろうなって……わたしの中にも、ちゃんとそれはあったんです」。彼女の中には、これまでのすべてがちゃんと積み上がっている。積み重なっている。そしてその先に、彼女だけが表現できるもの(引力)があるに違いない。

 

 また、少し巻き戻るが、STEPでは、Landing Pointで提示されたはるきの「問題」に対するはるき自身の答えが示されていた(と私は理解した)。「いつまでも、苦しかったり迷ったりしているわたしのこの声や想いが───どこまでの人に届いて、その心に残ってくれるかわからないですけど───わたしは、この世界が、人がとても好きだから、これからもずっと投げかけていたい。……たとえ、全部間違ってて何もかも消えてしまっても」。

 

 

 

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 はるきは、自らの気持ちに真摯に向き合える子だ。そして、自分の中に軸があって、芯がある。だから、向けられる言葉や感情をしっかりと受け止められて、落とし込むことができる。形にしようとできる。受け止められるからこそ、悩んで苦しんで傷ついてもがく……でも、そのことから逃げない“強さ”が、はるきにはある。

 

 「担当プロデューサー」だなんて名乗れない。だから、名乗らない。けれど、郁田はるきという子に惹かれた自分を信じて、時間をかけて本当によかった。

 

 私は、郁田はるきが大好きだ。