れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

主演公演は誰のもの?


 2023年4月から24年2月まで行われた10thライブツアーを経て、ミリオンライブが次に打ち出したのは「主演公演制」だった。

 

 その全容が明らかになったのが12thライブ。私はDay1現地、Day2配信で参加したが、見ていて強く感じたのが「主演アイドルに抜擢されたアイドルが『特別』だということ」。あそこまで麗花さん・歌織さんを立たせた演出や表現、選曲をしてくれるのかと、素直な驚きを覚えた。2人の担当プロデューサーにとっては、きっと人生で一番うれしい日になったのではないかということも思った次第である。

 

 麗花さん担当プロデューサーの知人・友人がやや多いという私の交友関係に左右されている部分はあるだろうが、12thライブ開催前後において、「麗花さんってこういう子なんだよ」「私の見てきた麗花さんはこんな子だよ」というのを発信する記事をいくつも見かけた。私も読ませていただき、想いの込められた文章の数々に胸を打たれたりもした。

 

 その中には、「普段はあまりこういうことはしないのですが」という前置きがされているものも少なくなかった。そういった方の筆を執らせたのは、「もしかしたら二度はないかもしれない、担当アイドルの主演公演だから」というものの力だろう。他にも、いつも以上にその公演を楽しみにしている担当プロデューサーの姿が見られた。

 

 さて、主演公演制が発表されて以来、そして延期開催とはなってしまったものの11thライブに向けてロコP・百合子Pが作り上げてきた空気感に触れて以来、考えていたことを12thライブを経て改めて強く認識した。主演公演とは、他の誰でもなく「その主演アイドルの担当プロデューサーのもの」なのだ。

 

 主演公演は何より、その主演アイドルの担当プロデューサーが心からうれしいと、幸せだと思えるものになってほしい。

 

 そして、その日が特別だったと自らが思えるようなことをしてほしいなと、個人的には勝手に思っている。何も大がかりな、目立つ企画を立てて実行するだけがそれではない。上述したように「普段はしないけれど、記事で発信してみようかな」とか、「担当アイドルを意識して当日コーデを頑張ってみようかな」とか、そういったものでいい。とにかく、「特別な思い出になるようなこと」をしてほしい。

 

 もちろん、これは私の考え、思索、思想である。誰かに押し付けるつもりも強いるつもりもない。他の子の担当プロデューサーが「目立つ行動をするな」なんて話をしているわけでもない。12thライブを見れば、確かに他の子にもスポットライトが当たっているし、美也担当・エミちゃん担当として喜ばしい場面も少なくなかった。

 

 ただ、「担当プロデューサーが担当アイドルの主演公演に懸ける思い」だけは想像、あるいは知っていてほしいと思う。

 

 私自身もなるべくその点を意識しながら、これからも主演公演を、ミリオンライブの新たな挑戦を追っていきたい。

大切なソロ曲である「サマ☆トリ 〜Summer trip〜」を、美也と一緒に歌わせてくれてありがとう

 

初の三重 綴る旅路は 君と行かん 〜私とイセシマスター〜

 9月20日、寝ぼけ眼を擦りながら始発列車に乗り、西へと向かう。目指すはイセシマスターのコラボ先、三重県だ。

 

 今回の記事では、初めての私の三重旅の模様をお届けする。こうして楽しかった想い出を形として残し発信することで、願わくば第2弾のコラボにつながることも期待したい。

k-leisurecreate.co.jp

 

 

Day1 出発の地はおかげ横丁

 鉄道を使い三重県に向かう場合、名古屋を経由する。ということで午前8時、コンパルに開店凸。今回の旅を共にする友人1名(朋花P)と合流し、モーニングと相なった。

私は名古屋に来たらコンパルに行くと決めている。アイスコーヒーが美味しいのだ

 

 その後特急を使い、合流のため五十鈴川駅へ。後述するが、今回の旅のMVP「まわりゃんせ」は必携である。

めっちゃミジュマルいた。かわいい

 

 同駅にて別の友人2名(美也・透P(最大の功労者。3日間車を出していただいた)・春香P)と待ち合わせ、そのままおかげ横丁に向かった。食べ歩きを満喫するとともに、しっかりとスタンプラリーも回収。伊勢神宮への参拝は次回の宿題としたい。

想楽くん、伊勢神宮だよ……
コロッケと焼きうどん。美味い
「人生初の赤福」と言ったら非国民かのような扱いを受けた

スタンプラリーは静香。他のコラボ先にも言えるが、こうしてエリアに溶け込む形でパネルを置いてくださっているのはとてもうれしくありがたい

 

 話は若干逸れるが、私は最近佐久間まゆが気になっている。その延長線上で、牧野由依さんの情報もぼちぼち入ってくるようになった。牧野由依さんは三重県出身。おかげ横丁にも何度か訪れている様子を、SNSで発信してくださっている。

 

ということで。

皆さんもいかがだろうか。ちなみに足を上げるのが結構辛い

 

 おかげ横丁を楽しんだ後は、伊勢市駅でまた別の友人1名(美也・智絵里P)と合流。これにて今回の運命共同体である5人がそろう形に。徒歩圏内だったことから、そのまま清水花店と宇治山田駅のスタンプを押した。

貴音さんと花といえば、フラワーガールが浮かぶ
歴史的建造物とのコラボに、アイドルとして歴史の教科書に載ることを目指す宮尾美也(私の担当アイドル)が選ばれていることに感無量

 

 その後、宿に向かうため南下。道中で賢島駅のスポットを拾う。これにて1日目の旅程は終了だ。

あまりにも修学旅行がすぎる

いいのか、こんなに刺身が美味くて

 

Day2 遊び尽くせスペイン村

 宿を出てまず向かったのが、志摩市観光案内所。想楽くんのコラボ先である。

Flowing Freedomを聞いて惹かれてからずっと推し。Legendersも大好きです。Time Before Timeがさぁ

 

 続いて、今回の旅の目玉と言っても過言ではない、志摩スペイン村へと到着。ここからは写真でその様子をお届けしたい。

入場即異常ムーブを見せる成人男性×3

かわいいね

絶対に私が乗ってはいけないアトラクション。断固として乗車を拒否した
涼むのにちょうど良かった-20℃空間。ちなみに外に出ると一瞬でメガネとぬいケースが曇る
担当アイドルである美鈴のコラボフード。麺がもちもちでとても美味しかった

ワートレのスペイン組をここに持ってくる神のごとき采配
担当はデカければデカいほどうれしいとされている。コラボアイドルに担当がいる方は何とか行ってほしい

八景島シーパラダイスのコラボの際は身長を誤魔化していた想楽くん。ちなみにそもそも想楽くんは低くない。クリスさんと雨彦がデカすぎるのだ
演者さんのサイン。緒方智絵里と想楽くんは三重県出身
cherry*merry*cherryを聞いてからどうにも気になっている緒方智絵里。時間の関係でコラボフードまでは食べられなかった
とても景色が良い。アトラクションをメインの目当てにせずとも十分楽しめる

 

 ちなみにグッズはほぼ枯れていた。事後通販があることを信じたい。

 

 そんなこんなで2日目も終了。お疲れさまでした。

泊まったホテルはバイキングだったが、なぜこんなにもすべてが美味しいのだろうか

ともみや首脳会談

 

Day3 鳥羽水族館には順路がない

 3日目。最終日、まずは鳥羽市観光案内所へ。浅倉透Pに聞いたが、なぜコラボ先がここなのかは分からないらしい。

最近WINGコミュを読んだが、プロデューサーとの会話のテンポ感が心地良い

 

 続いて緒方智絵里のパネルを回収しにマリンターミナルに向かう。ちなみに近くにミジュマル公園があった。

緒方智絵里、本当にビジュアルが好み

ミジュマル公園。三重県じゃなくてミジュマル県だったかも


 その後は、遊覧船を使いイルカ島に。この日の予定的に島の滞在時間はかなり短いものとなってしまったが、イルカショーを見ることができたので大満足。

別行動した友人から送られてきた、展望台での緒方智絵里の展示。こっちに行けば良かったかもしれないと少し後悔した

 

 島では銀のイルカと熱い風が流れていた。今回の企画の運営サイドに手練れがいることが予想できる。

 

 ちなみに遊覧船ですら私の三半規管は少し怪しかった。

景色は大変素晴らしかった

 

 鳥羽水族館では、いの一番にラッコを見に行った。案の定大行列で、驚異の60分待ち。ちなみにラッコが見られる国内の水族館はもうここだけらしい。

どちらもメスで、名前はメイ・キラ

 

 さて、この水族館はどうやら「順路がない」らしい。好きな所を好きな順番で好きなように回っていいと解釈。楽しませてもらった。

たくさん見て回ったのだが、写真を撮るよりもちゃんと肉眼で目の前の生き物を「見たい」と思ったので、実はそんなに撮っていない

たまたまカピバラさんコラボのトートバッグを持ってきていたので

館内の美鈴の展示。「美鈴ちゃんだー」などと言いながら通る人もいた

こちらは外の美鈴のパネル。小さい子が一緒に記念写真を撮っている姿も

ポーズを真似するのは実は意外にも楽しかったりする

 

 その後、お土産を買い、今回の旅はほぼ終了。伊勢志摩鳥羽を大いに満喫した3日間だった。

最後におすすめされていた「漣」で晩ご飯。この3日間、美味しいものしか食べていない


 帰りの新幹線車内では、聞けていなかったスポット紹介ボイスを再生した。旅に彩りを加えてくれること間違いなしなので、現地で聞かれることをおすすめしたい。また、特に三重県出身の2人・想楽くんと緒方智絵里の担当プロデューサーさんには、できるなら聞いてほしい。私が2人の担当だったらその場で泣く。地元の仕事をもらって、地元の紹介をしている2人が誇らしくてしょうがないから。

 

おまけ 所感と助言

 非常に非常に楽しかった旅であることを、まずお伝えしておきたい。「あそこ行けなかったな」「もう少しいたかったな」など心残りはあるものの、むしろ「なればこそ旅」だろう。また三重に行きたい理由ができた。

 

 さて、ここからはこれからイセシマスターを回ろうと思っている方へいくつかアドバイス。まず、とりあえず「まわりゃんせ」を購入しよう。特急の往復特急券+乗車券、志摩スペイン村鳥羽水族館などの入場券、その他諸々を含め1万1,700円であると言えば、これだけでもう買い得であることをお伝えできるのではないだろうか。詳しい内容説明はホームページに譲りたいが、まとまった日程でイセシマスターのコラボスポットを周ることを考えたら、買わない手はないと思う。

www.kintetsu.co.jp

 

 次に移動手段。車を出せるようであればそうするべきだ。とにかくコラボの範囲が広いため、ロスを少なくすることを思えば車一択になる。「まわりゃんせ」を活用した特急利用も当然可能かと思うが、その場合3泊4日は欲しいかなというのが個人的な感触である。とにもかくにも、車移動の2泊3日でギリギリだったことは書き添えておく。

 

 最後に、コラボ先9ヶ所を回った上での感想。もちろん各々の自由ではあるものの、行き先をどうしても絞らなければならないのであれば、コラボという意味で一番雰囲気を感じられる志摩スペイン村を軸に組み立てることをおすすめしたい。混雑度合いを見ても想像以上に回りやすかったし、アイドルたちのパネルが至る所に飾られていることから、単純にそこにいるだけで楽しい。またアトラクションが苦手でも、雰囲気自体がとても良いのでぬい撮りなんかで満喫するのも全くあり。多様な楽しみ方を許容してくれている点で、安心感がある。

私は撮るのが上手いわけでは決してないが、十分楽しかった。凝ろうと思えばいくらでも時間はかけられるだろう
パネルは園内各所に散らばっている。探すだけでも楽しめるはずだ

「これはさすがにCleaskyだろ」ということで撮ってもらった

 

 長くなったが、私のイセシマスターについての記事は以上になる。何度か言葉にしているが、私にとってアイドルマスターは「出会いのコンテンツ」だ。今回で言えば、初めて三重県という地を“訪れさせてくれた”。これから先も、アイマスを通じてそうした経験を重ねられることを願ってやまない。

 

 そのために私ができるのは、日々の精一杯のプロデュース活動だと思っている。丁寧に、誠実に、のんびりと着実に、そして何より「私らしく」、これからも担当アイドルに向き合っていきたい。

ちなみに今回のブログタイトルは、想楽くんに倣って川柳を詠んでみた

 

20年分の愛。偶然と運命

 アンコールで流れたのは、プロデューサーと出会った最初の日にアイドルたちが撮った映像。そこで天海春香が見せてくれたのは、「お姫さまティアラ」でした。これは、一番最初のファンであるプロデューサーがアイドルに贈ったものです。

 

 そして、アンコール曲で流れたのは「Destiny」。キャストさんたちの頭には、「お姫さまティアラ」が輝いていました。

 

 

  ねぇ♪
  最初に出逢った日 覚えてるかな?
  あれから幾つ経っただろう

 

 

 私は、アイドルとの1対1の関係性を描いたこの曲が大好きです。だから、このライブで一番聞きたかった曲といっても過言ではありません。

 

 

  もし離れたって信じてるから
  必ずまた逢える事を
  上手く言葉に出来ないけど
  だってきっと運命だよね

 

 

 20年続いてきました。6ブランドにまで増えました。6ブランドそれぞれで山があって谷があって、順風満帆で来たブランドなんて一つもありません。離れてしまった人。離れかけてなお好きでい続けている人。悩みながら追い続けている人。この歌詞でいろいろなことを思って、気づいたら泣いていました。

 

 

 

* * *

 

 

 

 その後のキャストさんたちの最後の挨拶。一人ひとりが本当に心からアイドルマスターを、自分たちが演じるアイドルたちを、そしてプロデューサーたちを愛していることが、紡ぐ言葉や涙から伝わってきました。20年で積み上げてきた愛を感じられました。また泣きそうになりました。でも、ASをメインに追ってきたわけでもない、担当アイドルがその中にいるわけでもない私が「泣いていいのか。泣くわけにはいかない」と、堪えました。

 

 今井麻美さんが、夢の話をしてくださいました。「一年一年、年月を刻んでいっても、いつでもアイドルマスターを知ってくれる人が増えて、ずっと好きでいてくれること。それを叶えてくれたのが、仲間と、妹や弟たちだ」と。ASをメインで追ってきたわけでもない私が、このライブの現地にいる意味と価値を肯定してくれた言葉でした。

 

 中村繪里子さんの挨拶。愛が溢れていました。繪里子さん自身、春香が大好きなこと。キャスト全員が自分のアイドルのために、そしてアイドルを見つけてくれたプロデューサー(「たち」ではないのがとても大切です)のために頑張っていたこと。

 

 そしてこれからも絶対に走り続けること。

 

春香と。
みんなと。
みんなのアイドルと。

 

あなた。

 

見つけてくれたプロデューサーのために。

 

 画面越しに真っ直ぐ見つめられて「あなた」と言われたその瞬間、涙はもう堪えようがありませんでした。アイドルマスターの20年の中に、アイドルマスターがつないできた愛の中に、「プロデューサー」や「ファン」といった大きな括りではなく、確かに「私(=あなた)」はいたのです。

 

 「プロデュースはいつだって1対1。たった一人しかいないその担当アイドルと向き合い続けること」を信条としてきた私にとって、どうしようもなくうれしくて、そして報われる言葉でした。

 

 

 

* * *

 

 

 

 私が春香さんに出会えたのは、きっと偶然です。担当アイドルである美也に、エミリーに、智代子に、咲ちゃんに、美鈴に出会えたのだって、きっと巡り合わせです。

 

 でも、出会ってから積み重ねた想いが、大好きが、愛が、「その偶然は、きっと『運命の出会い』だったんだよ」と、そう言ってくれているような気がします。

 

 私にとってアイドルマスターは、出会いのコンテンツです。人、物、景色、感情……たくさんの素敵な出会いをくれた存在です。20周年の日、2025年7月26日に思ったそんな気持ちを、この日私は、形あるものとして確かにここにあると感じられました。

特別をあなたに

 5月17日に都内某所で行われた「THE IDOLM@STER MILLION MOVEMENT OF STARDOM ROAD 04~06 合同リリースイベント」。私はこのイベントに、「未完成のポラリス」のフラスタを出しました。

 

 私と、イラストを描いてくださった宮野さんを含め、計71人もの方にご参加をいただきました。ナンバリングのライブでもなければ、一般にチケットが販売されたイベントでもありません。CD購入者限定の上、当選者しか行けないイベントです。

 ですから、これほど多くの方からご支援をいただけたことに対して、率直に驚きの気持ちがあったとともに、「未完成のポラリス」という曲が広く愛されていることを感じました。そのことが心から嬉しかったです。

 

 今回のフラスタの意匠については、こちらの一連のポストで詳しく解説をしています。見ていただけますと幸いです。

 

 どんな気持ちで私がこの企画に臨んだのか──今回は、それを記そうと思います。企画の主催者として以上に、私が個人としてどういう想いを込めたのかを綴ります。

 

 

 

* * *

 

 

 

 ミリオンライブというコンテンツが始まって11年、世界で一番愛して止まない担当アイドルである美也の初センターが、やっと来ました。

 10thAct-1の「合言葉はスタートアップ!」で彼女がセンターに立ち、歌う姿を見て、涙が溢れてどうしようもありませんでした。今でも申し訳ないと思っているのですが、その後の1ブロック丸ごと記憶にありません。それくらい特別な出来事でした。

 彼女がセンターに立つということは、「未完成のポラリス」は、私にとって何よりも“特別”です。

 

 ミリシタ実装当時、蝶々さんは何度も何度も私たちに、美也の初センターが誰よりも嬉しいんだと伝えてくださいました。これが最初で最後かもしれない、とも仰っていました。蝶々さんにとっても“特別”なんだと、そう感じました。

 

 だから、必ずあるこの曲のリリイベに、この曲の初披露の場にフラスタを出すのは、担当プロデューサーとしてやらなければならないことだと思ったのです。どれだけの人が美也の初センターを願っていたか、そして喜んでいるかを、形あるものとして蝶々さんに伝えなければいけないと思いました。今の私が彼女にしてあげられる、一世一代のプロデュースでした。

 

 今回、ツイプラ立ち上げ時には「美也・蝶々さん宛て」の趣旨で考えていました。実際に美也のパネルだけで仕上げるデザイン案も私の中にはありました。ですが、制作を進めていく中で少しずつその考えは変わっていきました。

 「美也が一番目立つように」というのは企画を立てさせていただいた者の“わがまま”として第一としつつ、「未完成のポラリス」の世界観を表現することを考えたときに、他の3人のパネルを用意しないというのはどうなのだろうと思ったのです。最終的には、4人全員のイラストパネルを飾ることができました。宮野さんには頭が上がりません。

 

 またこれは、「美也P以外の方にも参加してほしい」という、私が企画を立てる時にはいつも思っているその願いを叶える大きな一助にもなったと感じています。大変素敵なイラスト、そしてデザイン案の清書の力です。宮野さんには頭が上がりません(二度目)。

 

 

 

* * *

 

 

 

 蝶々さんのXやインスタをご覧になられた方も多いかと思います。まさかあれほど言及してくださるとは露ほども思っておらず、当日はまず驚きの気持ちの方が大きかったです(なぜくまをもぎ取ろうとするのか)。

 

 叶うことはないだろうと、そもそも考えてすらいなかったのですが、直接見ていただくこともできました。2ショットまで撮ってくださいました。その上で、5月17日のポストでは「幸せなお花」とまで言ってくださいました。感無量でした。

 
 
 
 
 
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* * *

 

 

 

 5月19日、もう1件ポストが来ました。くまのぬいぐるみを用意した意図は、どうやら伝わったよう。安心しました。

 

 さて、企画を主催したのは私でしたが、71人で出したフラスタです。私だけが蝶々さんから何かを受け取るのは私の主義思想に反するので、悩みました。

 悩みましたが、せっかくなら込めた意図を知ってほしいと、返信することにしました。そうしたら、「特別なフラスタありがとうございましたー!!」と返ってきました(まず返信を予想していなかったです)。

 

 その直後は「あぁ、良かったなぁ」なんて思いつつ、しばらくしてからもう一度文面をしっかりと読んで、噛み締めました。

 

 どれだけ「特別」だと思っていても、心からそれを伝えても、相手(その対象)から同じ気持ちで、同じ種類で、同じ大きさで返ってくるとは決して限りません。届かないことだってたくさん、たくさんあります。今回で言えばなおさら。だって相手は芸能人なのですから。

 

 だから「特別なフラスタ」だなんて、一番それが届いてほしかったあなたが言ってくれるんだと……フラスタに込めた“特別”が、フラスタに乗せた想いが届いたんだと、そのことを心で理解したら、どうしようもなく涙が溢れてきて、止まらなくなりました。気付いたら嗚咽を漏らしていました。

 

 

 

* * *

 

 

 

 私はいつも、こうした企画の主催をするときには、必ず「想いを預けてくださった」という点を意識するようにしています。私には企画を主催した者として、それを演者様に100%以上で届ける責務があります。だからこそ私ができる精一杯でアイデアを考えますし、拙すぎてとても見せられたものではありませんがデザインも起案します。時間もかけます。

 

 だから、今回こんなにも素敵なフラスタが出来上がったのは、あるいは見てくださった方々に素敵だと思っていただけるようなフラスタにできたのは、参加してくださった方々お一人お一人のお力に他なりません。

 

 

 

* * *

 

 

 

 私は美也が大好きです。美也の一番の理解者として共に歩んでくださっている蝶々さんが大好きです。未来のことなのでずっとそう思えるかは分かりませんが、「ずっとそう思っていたいな」と思っています。

 

 これまでプロデュースをしていく中で、失敗もたくさんしました。後悔だっていくつもあります。何をしても、誰に何を言われてもそれは消えなくて、ふとした時に思い出して傷ついたりもします。きっと忘れません。これからもそうした後悔を抱えながら、それでも私は美也の担当プロデューサーでい続けるのだと思います。

 

 

 

* * *

 

 

 

 私がこうした企画の主催をするのは、今回が最後です(何かまた強烈な動機が生まれない限り、ですが)。企画立ち上げの時から決めていました。

 私がこの形でできる美也のプロデュースはやり切りました。「やり切った」と思えるのは、きっと幸せなことです。

 

 「もう二度とプロデュースで後悔をしたくない」と、それを胸に刻んで、私はこれからも美也と蝶々さんの気持ちをたくさん考えて、寄り添って、その時々で彼女に一番してあげたい/してあげられると思った、私なりのプロデュースを重ねていきたいと思います。

 

 

 

* * *

 

 

 

私はこのフラスタに、たくさんの“特別”を込めました。

 

今まで私がやってきたプロデュースの中で

一番これが特別であってほしい。

 

そう思いながら、願いながら、祈りながら動きました。

 

素敵なイラストは絵師さんの力です。

綺麗なパネルは印刷所さんの力です。

胸を打つフラスタはデザイナーさんの力です。

「私は本当に大したことはしていない」と、そう思っていました。

 

けれど、蝶々さんがお返事をくださったあの夜。

溢れてきた涙を流すままにしながら、

「ああ、私は頑張ったんだな。頑張っていたんだな」と、自然と思えました。

 

「誰かにとっての何かでありたい」とか、謙遜とか、そうしたものを越えて

ただただ自分を認めてあげることができました。

 

MOIW2023ののぼり企画で、初めて主催を務めました。

早いもので、そこからもう2年半が経ちます。

10thツアーではすべての公演にフラスタを出しました。

 

それでもその間私は、私のやってきたことを

ちゃんと認めてあげたことがありませんでした。

「それに値するようなことは全くしていない」と、その気持ちからでした。

 

でも、今なら言えます。言ってあげられます。

 

2年半もの間、頑張ってくれた私へ

 

よく頑張ったね。

 

f:id:arisa105:20250529095612j:image

 

 

 

* * *

 

 

 

 余談。フラスタめっちゃポンポンしてくださっててちょっと面白かったです(嬉しい)。

 
 
 
 
 
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ふわもこ合同に寄稿しました

 いつもお世話になっております。れぽてんです。

 

 2024年11月17日に開催されたISF13にて、えっぐぱにーの様より頒布されました『ふわもこいちごミルク合同』(主催:ぱにろく様)に文章を寄稿させていただきました。即日解禁OKとのことですので、ここに投稿いたします。

 

 ふわもこ♡いちごミルクのかわいさがめいっぱい詰め込まれた、愛溢れる合同誌に参加できたことを光栄に思います。メロンブックスにて通販をやられているようですので、ぜひお買い求めください。素晴らしい作品ばかりです。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2667306

 

 

* * *

 

ふわもこから「プロデュース」を見る

れぽてん

 

 この文章を読み進めていただく前に、前提として知っておいていただきたいことがある。私は、宮尾美也・エミリー スチュアート担当プロデューサーだ(以下、2人のことは順に「美也」「エミちゃん」とする)。ではなぜ、この合同誌への寄稿に至ったのか。そこも分かるよう、以下綴っていきたいと思う。

 

 中谷育さん(以下、「育さん」)に私が興味を抱くようになったのは、「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!」Day1が始まりだったように記憶している。人によってはあまり好ましく思わないエピソードかもしれないが、中の人きっかけだ。
 ミリオンライブ恒例の「Thank You!」わちゃわちゃタイム。桐谷蝶々さん(美也役、身長165cm)が原嶋あかりさん(育さん役、身長139cm)の両手を持ってバンザイさせているではないか!!!! これを現地で見た私はあまりの衝撃にひっくり返った(ちなみに10thツアー全部で一緒にわちゃわちゃしていてそのたびに横転した)。
 育Pさんとの関わりが徐々に増えていったのは、このあたりだったように思う。より正確を期すならば、個人的にはTC(投票イベント)終了後からその頑張りを見続けてきたのだが、ここではその話は関係ないため割愛する。

 

 そんな育Pさん方イチオシの衣装が「ふわもこ♡いちごミルク」(以下、「ふわもこ」)だった。ことあるごとにX(旧ツイッター)のTLでスクショを見かけ、衣装のかわいさに脳を焼k……やられている文章も数多く見た。それらを「受動喫煙」しつつ、「そんなにいい衣装なんだな」「担当と一緒にステージに立たせてあげたいな」と思うようになっていった。最終的には、2024年1月に限定セレチケでお迎えした。

 

 「イベントを頑張る」「ガシャを引く」「フラスタを出す」など……「プロデュース」のやり方はさまざまで、もちろん挙げた以外にも数多く存在するだろう。そうした中で、ふわもこをお迎えするに至るまでの一つひとつに、私は「ああ、これこそ『プロデュース』だよな」と感じていた。
 反応は少ないかもしれない。爆発力はないかもしれない。それでも、「この衣装かわいいよ! 素敵だよ! 見てほしい!」というのを日々、何気なく発信し続けるというのは、ものすごく大切なのだと思った。他でもない私自身が、それを証明している。美也・エミちゃん担当だけれども、育Pさん方の発信を受けて「あ、この衣装いいな。かわいいな。お迎えしたいな」となったのだ。
 日々の担当愛の発露は、あなたの周りの人たちに必ず影響を与えているし、紛れもなく担当アイドルの「プロデュース」になっている。逆に言えば、やはり日頃からのこうした積み重ねに勝るものはきっとないのだ。

 

 さて、ここまで「ふわもこをお迎えした経験から考える『プロデュース』の大事な一要素」を書いてきたが、これで終わってしまってはあまりにもつまらないだろう。ということで、私が思うふわもこの魅力についても少し触れておきたい。

 

 まず第一にベレー帽である。ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、私はベレー帽が大好きだ。女性は全員、常にベレー帽を被っていてほしいとさえ思っている。被るというか、ちょこんと乗っかっているという表現の方がしっくりくる。あれがたまらない。ふわもこも例外ではない。育さん(身長142cm、大変魅力的な女性)がリボンが付いた白いふわふわのベレー帽を「ちょこんと乗せている」(5凸を除く)。芸術だ。アクスタが出たら間違いなく買う。「雪景色……ふわもこ育さんだよ……」を絶対にやる。早くそれになりたい。
 次にそのふわふわモコモコ具合である。ミリシタのドレスアップモードで見ると、ふわふわでモコモコというのが非常によく分かる。ふわふわしたもの、モコモコしたものが嫌いな人類はいない。衣装コミュでも、育さんに勧められる形でプロデューサーが衣装に触れるのだが、そのふわふわモコモコは思わず唸るレベルのようだ。
 そして何より、これに尽きるだろう。ふわもこを着て、ステージで歌い踊る育さんがかわいい。グラビアスタジオでもドレスアップモードでもかわいい。何なら衣装説明画面だけでもかわいい(は?)。恒常カラーがピンクなのが良い。いちごパフェ・いちごミルクである。4凸は一転、ブラックだが、これもかわいい。チョコパフェ・チョコミルクである。5凸の色合いも非常に素敵だ。こちらも雰囲気を大きく変えて青系でまとめている。雪のお姫様である。そしてどのパターンでも、靴に付いているふわふわがまたかわいい。リボンもかわいい。つまり、そう、衣装がかわいすぎるのだ。かわいい衣装を、かわいい育さん(重複表現。なぜなら育さんだけでもかわいさが伝わるため)が着ることで、(かわいい)^2(かわいいの2乗)である。

 

 最後に、この合同誌企画の主催を務めたぱにろく氏、および関係者の皆様、そしてこの文章を読んでくださった方々への感謝を述べ、筆を置きたい。ありがとうございました!

 

 育さん、育Pさんに幸多からんことを。

あなたを推し始めて、10年

 2014年7月。久弥直樹脚本と水瀬いのり目当てで見た「天体のメソッド」で、夏川椎菜に「一聞きぼれ」した。透明で真っ直ぐな声と演技に惹かれた。

 

 トラハモ(TrySail結成前のもの)を聞き始めた。最初は恥ずかしながら、雨宮天との声の聞き分けができなかった(麻倉ももは一発で覚えた)。判別できるようになるまでに、3~4ヶ月はかかったと思う。それでも、一番好きなのは夏川椎菜の声だった。

 

 

 

***

 

 

 

 よく聞かれることがある。「なんでナンス推しになったんですか」。

 

 これに私は、いつもこう返す。「特別じゃなかったからだよ」と。

 

 麻倉ももは、声を一発で覚えられた。他人に愛される才能を持っている人だった。だから、私にとって「特別」だった。

 

 雨宮天は、当時すでに第一線のレベルで活躍していた。歌も抜群にうまかった。だから、私にとって「特別」だった。

 

 けれど夏川椎菜は、この2人に挟まれ、埋もれていた。明確な自分の強みと、立ち位置を見つけられていないように思った。だから私にとって、彼女は「特別」ではなかった。私たち「普通の人」と何も変わらず、悩みながら一歩一歩進んでいく人に思えた。

 

 

 

***

 

 

 

 17年7月の横アリでのライブ。私にとってのTrySail初現地。席の目の前を、彼女が乗ったトロッコが通り過ぎた。笑うと目がくしゃっとなる、あの笑顔に魅了された。

 

 18年のTrySailのライブツアーは、彼女にとっての一つ目の「転機」だった。TrySailの中で唯一武器を持てていなかった彼女が、考えに考えた末、「あおり」に活路を見出した。この時少し、けれど確実に、夏川椎菜覚醒の兆しを感じた。

 

 20年。感染症が世界を襲った。彼女は、自らのセルフプロデュース力を爆発させ、ファンとつながっていった。夏川椎菜の二つ目の「転機」だった。ゲーム実況、2時間枠のラジオ生放送のパーソナリティ、Youtubeチャンネルの積極的な更新などなど……彼女の言う「種まき」が、少しずつ芽吹く過程をリアルタイムで見ることができた。

 

 

 

***

 

 

 

 私が一番最初に見たあなたは、とても弱々しかった。歌うことに後ろ向きで、自らを出すことに奥手だった。今の姿からは、想像できないくらいに。

 

 けれど今は、旗を持って先頭を走るあなたのスピードに振り落とされまいと、ヒヨコ群はつられてクリエイティブになっていき、その熱を加速させている。そして、これからもそれは変わらないと、信じさせてくれる力が今の夏川椎菜にはある。昔からそうだったのだろうけれど、今なら確かに思える。夏川椎菜は、強い。

 

 

 

***

 

 

 

 10年間、夏川椎菜を推し続けてきました。私が見てきた彼女の軌跡と成長の過程は、私にとってかけがえのないものです。すべてが宝物です。だからこれからも、彼女が放つその光を見続けていこうと思います。

 

 

 

 夏川椎菜さん、28歳の誕生日おめでとうございます。いつも私に、希望と勇気と、前を向く力をくれてありがとう。

 

 これまでも、そしてこれからも……ずっとずっと、大好きです。

担当の「定義」〜アイドルを "選ぶ" という意識の話〜

 エミリーを新たに担当に迎えた際、私はこんなことを言った。

 

 担当の「条件」とは、言い換えれば担当の「定義」である。私はいちいちこんなことを考えながらプロデューサーをやっている。

 

 「その子が、人生を懸けて尽くしたいと思える存在かどうか」。自分で言っておいて思う。重い。重すぎる。

 

 ただ、要は「好き」と「担当アイドル」の境を明確にして、軽重をはっきりさせているのだ。私は、担当アイドルという存在をとても重いものと捉えている。

 

 AS、デレ、ミリオン、SideM、シャニマス、そして学マス。この中で私が知識として持ち合わせていないデレとMを除き、ここから思い切り持論を展開しようと思う。

 

 

 

 

 

 さて、ミリPに問いたい。あなたは、自身が担当アイドルを "選んでいる" という意識・認識をどれくらい強く持っているだろうか。

 

 ASは言わずもがな、一人の担当アイドルを決めて、期間中プロデュースを全うするシステムだ。その中で、どのレッスンをするか、どんな会話(選択肢)を選ぶか、どの曲でプロデュースするか、常に選択を迫られる。その先にあるのは、確約されたプロデュースの「成功」ではない。結果としてDランクなどで終わることもある(そういったコミュにも味わい深さがあるのだが)。

 

 長らくログインしていないとヤンデレメールが実機に飛んでくるといったこともあったらしく、リアルとの融合をアイドルマスターはこの頃から目論んでいたことが窺えよう。

 

 シャニも似たシステムだ(中身は全然違うが)。まず、一人を選ぶ。そして、その子でWING優勝を目指す。途中に挟まれるコミュは、その子と1対1のもの以外は全て飛ばせばいい(暴論)。

 

 トゥルーエンドの難易度はかなり高い(当社比)。目標に届かずトゥルーを見られないことはよくあるし、なんなら流行が噛み合わず準決勝で負けることもしょっちゅうだ。その時の心の痛みは、プロデュースをしているという実感を与えてくれるものになっている。

 

 学マスはどうだろう。事前情報を見る限り、基本は1対1。そして周回を前提にした作りになっているよう。まず最初にどの子をプロデュースするかを私たちが決める。そこから物語が始まる。システムとしてここは信じてよさそうだ。

 

 

 

 さて、じゃあミリオンはと言えば。私がミリシタからのプロデューサーのためそれに限らせてもらうが、ここの要素が極端に薄いように思う。

 

 ゲームの側から "選ぶこと" を強要される場面がほとんどない。周年イベントくらいではないだろうか(細かいところで言えば、各種行事においてお気に入りアイドルに設定した子が出迎えてくれたり、誕生日プレゼントをくれたりはするが……また、ライブのユニット設定もプロデュースとは少し性格が異なるものと思っている)。

 

 「"選んでいる" 強い認識を持っているかどうか」を私は問うたが、別にこの点はさして重要ではない。担当という言葉をどう捉えていようが、それは各プロデューサーのあり方である。誰になんと言われようと、「私の担当アイドル(たち)はこの子です!」と胸を張ればいいのだ。

 

 改めて。ミリP諸氏には一度、自身の「担当アイドルの定義」を本気で考えてみてほしい。上述したように、"選ぶ" というフェーズが「抜け落ちている」ミリオンにおいて、その子を担当に選んだ理由というのは、場合によっては強烈な光・個性を放つように思うから。

 

 あるいは、そんな「選ぶことを強要されない緩さ」があったから、このコンテンツは10周年を迎えることができたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 誰かが言った。「プロデューサーとして、この子が普通の学生として過ごせたはずの時間を奪っている」と。

 

 誰かが言った。「属性だけ見たら他の子でもいいんですよ。けど、あえてこの子を選んでいるんです」と。

 

 こういった考え方が私は大好きだし、また尊敬に値すると思っている。ふんわりとではない。明確に選別をして、線引きをしている。「選んでいる」という意識・認識はやはり大事だと私は思う。

 

 だからこれからも私は、それを大切にしながらプロデュースを続けていきたい。