エミリーを新たに担当に迎えた際、私はこんなことを言った。
「担当」というものを自分の中で考えた時に
— れぽてん(群) (@wafumiru) 2023年12月12日
・その子のことを誰より語れる
・平等に愛す
・その子の担当という外部からの認知を多数得る
はあくまで副次的だったんですよ。根本は
・その子のために人生懸けて尽くしたいと思えるか
でした。たぶんこれが、私の「担当の条件」です
担当の「条件」とは、言い換えれば担当の「定義」である。私はいちいちこんなことを考えながらプロデューサーをやっている。
「その子が、人生を懸けて尽くしたいと思える存在かどうか」。自分で言っておいて思う。重い。重すぎる。
ただ、要は「好き」と「担当アイドル」の境を明確にして、軽重をはっきりさせているのだ。私は、担当アイドルという存在をとても重いものと捉えている。
AS、デレ、ミリオン、SideM、シャニマス、そして学マス。この中で私が知識として持ち合わせていないデレとMを除き、ここから思い切り持論を展開しようと思う。
さて、ミリPに問いたい。あなたは、自身が担当アイドルを "選んでいる" という意識・認識をどれくらい強く持っているだろうか。
ASは言わずもがな、一人の担当アイドルを決めて、期間中プロデュースを全うするシステムだ。その中で、どのレッスンをするか、どんな会話(選択肢)を選ぶか、どの曲でプロデュースするか、常に選択を迫られる。その先にあるのは、確約されたプロデュースの「成功」ではない。結果としてDランクなどで終わることもある(そういったコミュにも味わい深さがあるのだが)。
長らくログインしていないとヤンデレメールが実機に飛んでくるといったこともあったらしく、リアルとの融合をアイドルマスターはこの頃から目論んでいたことが窺えよう。
シャニも似たシステムだ(中身は全然違うが)。まず、一人を選ぶ。そして、その子でWING優勝を目指す。途中に挟まれるコミュは、その子と1対1のもの以外は全て飛ばせばいい(暴論)。
トゥルーエンドの難易度はかなり高い(当社比)。目標に届かずトゥルーを見られないことはよくあるし、なんなら流行が噛み合わず準決勝で負けることもしょっちゅうだ。その時の心の痛みは、プロデュースをしているという実感を与えてくれるものになっている。
学マスはどうだろう。事前情報を見る限り、基本は1対1。そして周回を前提にした作りになっているよう。まず最初にどの子をプロデュースするかを私たちが決める。そこから物語が始まる。システムとしてここは信じてよさそうだ。
さて、じゃあミリオンはと言えば。私がミリシタからのプロデューサーのためそれに限らせてもらうが、ここの要素が極端に薄いように思う。
ゲームの側から "選ぶこと" を強要される場面がほとんどない。周年イベントくらいではないだろうか(細かいところで言えば、各種行事においてお気に入りアイドルに設定した子が出迎えてくれたり、誕生日プレゼントをくれたりはするが……また、ライブのユニット設定もプロデュースとは少し性格が異なるものと思っている)。
「"選んでいる" 強い認識を持っているかどうか」を私は問うたが、別にこの点はさして重要ではない。担当という言葉をどう捉えていようが、それは各プロデューサーのあり方である。誰になんと言われようと、「私の担当アイドル(たち)はこの子です!」と胸を張ればいいのだ。
改めて。ミリP諸氏には一度、自身の「担当アイドルの定義」を本気で考えてみてほしい。上述したように、"選ぶ" というフェーズが「抜け落ちている」ミリオンにおいて、その子を担当に選んだ理由というのは、場合によっては強烈な光・個性を放つように思うから。
あるいは、そんな「選ぶことを強要されない緩さ」があったから、このコンテンツは10周年を迎えることができたのかもしれない。
誰かが言った。「プロデューサーとして、この子が普通の学生として過ごせたはずの時間を奪っている」と。
誰かが言った。「属性だけ見たら他の子でもいいんですよ。けど、あえてこの子を選んでいるんです」と。
こういった考え方が私は大好きだし、また尊敬に値すると思っている。ふんわりとではない。明確に選別をして、線引きをしている。「選んでいる」という意識・認識はやはり大事だと私は思う。
だからこれからも私は、それを大切にしながらプロデュースを続けていきたい。
