れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

ミリオン6th追加公演2日目感想 ~出会ってくれて、ありがとう~

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 9月22日に開催されました「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! SPECIAL」の2日目に参加してきました。ミリシタからミリオンライブに触れて約2年、初めての現地です。コールであったりの予習は最大限してきましたが、やはり行ってみないとどうなるかはわからないもの。不安を抱えながらの参戦でしたが、なんのことはなく、最高に楽しむことができました。

 

・開演前

 14時半くらいにさいたま新都心駅に到着し、遅めの昼食を摂ってからTwitterのフォロワーさんとエンカ。TrySailのライブで一度チケット譲渡した際に知り合いになりました。「SSAでまたお会いできたらいいですね」なんて冗談半分で言ってたんですが、まさか実現するとは。お話すごく楽しかったです。こうやって同じ目的、同じ気持ちを持って参加している人と会って話せるのは現地の魅力ですね。

 目的だったパンフも買っていよいよ入場。一番驚いたのはフラスタの数です。いや、多くねえか? あんな数のフラスタ初めて見たんだが。え、フラスタ見るのに列があるの? しかもあんな長いの? 信じられん。普段行くTrySailやら水瀬いのりのライブでは見られない光景で、ビビりました。さすがに並んでいたら開演に間に合わないのでサーっと眺めるだけにとどめましたが、どの作品もクオリティーが高く、何より愛がこもっていました。ああいうのを考えられる人も、それを実行に移せる人もすごいよね。

 さて、席につきまして開演を待ちます。開演前の空気感が私は好きです。あの観客全員がワクワクしてソワソワしてドキドキして落ち着かない感じ。現地でしか味わえない雰囲気だと思います。いよいよ開演。

 

・Brand New Theater!

始まりの曲。噂には聞いていたんですが、本当に演者さんたちがMTGユニットの衣装を着ていて感激してしまいました。完成度高すぎる。

・RED ZONE

流れ始めた瞬間会場が真っ赤になって笑いました。しかしまさかカップリングの方からくるとは思わなんだ。

・晴れ色

いや、うん、知らん曲。でも良い曲だというのはわかった。4 Luxury の4人の優しい歌声にぴったりの曲。こういったASカバーの部分は総じてドラマCDの世界観に合わせたものなわけだけど、どうだったのかしら。私にはわからない。

・プライヴェイト・ロードショウ

伊織のソロ曲でしたよね? 急にシャルシャロが出てきて「は!?」となりました。そのコラボありですか。

・花ざかりWeekend

安定の花金。ぴらみさんがやばい。鳥肌立ちました。

夜想令嬢

ミュージカルが相変わらずの完成度の高さ。一度福岡公演2日目のLVでも見たのですが、実際に生で見るとカメラが向けられないところの動きなんかをじっくり見られて大変良かったです。Everlastingからのカーテンコールの流れは何度見ても鳥肌もの。

・ラスト・アクトレス

ゲストユニット3組の中でおそらくプロデューサー諸氏が最も待ち焦がれていたであろうユニット。ここで初めてセンターステージでの歌唱となったわけですが、全員歌が上手い。会場が震えていた。

・ミラージュ・ミラー

こちらもカップリングから。ゆうちゃと諏訪ちゃんの鏡合わせの振りが最高でした。

・魔法をかけて!

タップダンサーが衝撃的過ぎてそれ以外忘れた。かなりガーリーな曲だった記憶。

・だってあなたはプリンセス

夜想令嬢がエスコートするのやめて。死んじゃう。1番の箱の中での歌唱と、その後のそれを飛び出しての歌唱は世界観を表していて心の中で「それ!」と10回くらい叫んだ。

・I.D ~EScape from Utopia~

センターステージから一心不乱にメインステージに戻っていくの好き。

・Melty Fantasia

クール系美少女ユニットの本領発揮。3人とも歌声がきれいすぎる。

・LOST

名曲以外の何物でもない。EScape推しの人はおそらく死んだ。

・White Vows

「出会ってくれて、ありがとう」

・Episode. Tiara

はい、私の推しユニットSTAR ELEMENTSです。開幕からテンション上がりまくり。木戸ちゃんだけ声張りまくってたのマジでスタエレで泣いた。

・私はアイドル

イントロで崩れ落ちる。TwitterのTLでなぜか「ゲッサン版の歌い分けが神」という話題が上がっていてそれ経由で知った曲。これをスタエレに歌わせるのは解釈一致すぎねえか。あとこれコールできてたPは何者? MCでぴょんさんが「これを春香さん一人で歌ってたのすごすぎる」とおっしゃってましたが、そんなに振り付けハードなんですね。

 ・ギブミーメタファー

これを聞きに来た。いろいろな意見があると思いますが、スタエレが正統派アイドルユニットだと思って参加した神戸公演で朗読劇とこの曲をぶつけられたPさんがマジで羨ましすぎる。ぜひ感想を聞きたい。ドラマCDを聞いた状態でのこの曲もまた格別ですが。

・赤い世界が消える頃

琴葉Pさん、可奈Pさん本当におめでとうございます。あるいはそうでなくても、誰もが待ち焦がれていた組み合わせでの披露だったかもしれませんね。その後のMCで種田さんと木戸さんが涙ながらにお互いを抱きしめていた姿に、ミリオンライブが愛される理由が垣間見えました。ミリオンライブは人と人とのつながりのコンテンツです。縦(6年という歴史)と横(演者さんやそれを支えるスタッフさん、そして我々プロデューサー)の糸がしっかりと紡がれていることを感じました。こんな光景が見られる限り、ミリオンライブは大丈夫ではないでしょうか。

・Justice OR voice

ジュリアの「Chu……」に無事死亡。4人の歌声が強すぎる。

・ピコピコIIKO! インベーダー

や、コール楽しすぎんか? 間違いなくこの日一番の声量で最高でした。これは頭幼年期になりますわ。

・スマイル体操

あの振りを一回で覚えろというのは少し難易度が高すぎるのではないか。何回か間違えてゴメンネ! めちゃくちゃ楽しかったです。

・Get lol! Get lol! SONG

童謡かな?

・フェスタ・イルミネーション

発光ユニットでまさかのまつりソロ曲。最後の最後に諏訪ちゃんの「フェスタの終演」で締めるのは神でしかない。

・DIAMOND DAYS

もう「ああ、これで終わりなんだなぁ……」の虚無感に包まれながら全力でコールしました。

・UNION!!

なぜだかこれだけ記憶がない。おかしいなぁ。

・新情報

7th公演決定、White Vows歌い分け、ディレイ上映ありのお知らせ等々。Cleaskyを見にディレイ行きます。というか両日行きます。

・Flyers!!!

マジでゲームのまんまであと一歩で泣きかけました。後のミリラジで明らかになりましたが、ハイタッチはぴょんさんがJUNGOさんに言ってねじ込んだらしいですね。

 

ぴょん「ここまでゲーム再現しといてなんでハイタッチがないんですか!?」

JUNGO「いや、その後どうやってダンスに戻るんですか」

ぴょん「それはもう、ほら!(実演)」

 

さすぴょん。本当にありがとうございます。

・Thank you!

「いの一番にセンターステージに駆け出して花道でこけるとかマジでぴょんさん未来じゃん……」と思ってたら曲が終わった。TwitterのTLにその絵がいくつも上がっていて感無量でした。フリータイムの絡みは遠すぎてほとんど見えず。

 

・まとめ

 ミリオンライブというコンテンツを今まで支えてきてくれた人たちに、本当に感謝しかありません。今まで6年間、どんな時も火を絶やさずに燃やし続けてくれた人たちがいたから、私はこうしてライブに参戦することができました。Flyers!!!に「無理だと言われてた夢も今はここにある 乗り越えてきたんだ」という歌詞があります。きっとこれまでの道程で、ミリオンライブにも危機はあったのでしょう。それを乗り越えて今という時間を作ってきました。そしてこれから先、コンテンツの存続が危ぶまれるようなことが起きるかもわかりません。でも、あれだけの人を集められるミリオンライブなら、あそこまで人を惹きつけられるミリオンライブなら、きっと大丈夫です。ミリオンライブの魅力に惹かれた1人として、微力ながら応援を続けたいと思います。

 これからもアイマスですよ、アイマス

私にとって宮尾美也とは

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 「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(ミリシタ)」が二周年を迎えました。おめでとうございます。キリが良いので、今回は「私がなぜ美也を担当に決めたのか」を書いていきたいと思います。読んでいただければ幸いです。

 

・ゲーム内イベント「UNION@IR!!!!」振り返り

 一周年の時と同様に、私は美也でイベントを走りました。目標は去年(724位)を超えること。最終的に378位で無事目標は達成できましたが、心なしか去年よりきつかったような気がしています。この先来る上位イベントが恐ろしいです。

 そんな今回のイベントだったのですが、コンベンションセンターが設置されていたことに少し驚きました。「せっかくのアニバーサリーなんだから同僚と交流しろよ」という運営の粋な計らいでしょうか。確かに、せっかく美也Pが一堂に会している場があるというのに何もしないのはもったいないです。「みゃおみゃ~」とつぶやき続けていてもよかったのですが(笑)。そんな思いから、私は「皆さんが美也を担当に決めたきっかけってなんですか」とコメントさせていただきました。これに対して予想よりもずっと多くの反応がありまして、そしてどのエピソードも本当に素敵で、とても心が温かくなりました。勝手ながらツイートさせていただきましたので、よろしければご覧ください。

 

 

  teruさん、うっちんさん、りこっぴーさん、蒼龍さん、パブロウさん、みよさん、うみにぃさん、みみつぎさん、くぬぎさん、あまいもんさん、Nyaoさん、ゼロワンさん、とかげさん、マールさん、富士・はやぶささん、じゃどうさん、おりぐちさん、リゼさん、yuuさん、1Uさん、となさん、どこむさん、なるさん、ろくろさん、かえでさん、--RAY--さん、かびさん、watenさん、しいたけさん、mpwレインさん、くまさん。さん、12Pさん、えいらまんさん、ズッキーニさん、おらんげさん、マの字。さん、ありがとうございました!!!

・私が美也を担当に決めたきっかけ

 で、そんな発言をした私ですが、「私が美也を担当しようと思ったきっかけってなんだろう」と思い返してみると、転換点は初恋バタフライとTCだったのではないかと思います。

 私がミリシタを始めて間もない頃です。「ミリオンライブを知るんだったらまず曲からだろう」とYoutubeでメドレーを聞いていたところ、運命の出会いを果たします。そう、初恋バタフライです。前情報全くなしに耳に入ってきたこの曲ですが、メロディーや歌詞、歌い方にめちゃくちゃ惹かれました。のちに調べて、この曲を美也が歌っていることを知りました。「のんびりした娘だと思っていたけど、こんな情熱的な曲も歌えるのか」と、この時から美也を少しずつ気にするようになりました。

 その後も虹色lettersであったり、灼熱少女であったり、TBであったり、一周年であったりいろいろなイベントがありましたが、自分の中で「私は美也Pである」と断言するには至っていませんでした。ただ、おそらく時間の問題だったと思います。つまるところ、私は美也Pとして動くための何かしらのイベントが欲しかったのです。そんな折に来たイベントがアイドル投票TCでした。私はここで、美也を担当にすることを決めました。美也に役をあげることはできませんでしたが、様々なプロデューサーさんたちと関わることができて非常に楽しいイベントでしたし、また美也Pとしての初めての活動で、コンべでああでもないこうでもないと議論したのは今でも大事な思い出です。

 

・私が思う美也の魅力

 例えば特徴的な太眉であったり、ふわふわな髪の毛であったり、のんびりとした口調であったりと、外見の魅力を挙げれば枚挙に暇がありません。ただそれは他のアイドルにも言えることです。見た目の部分であれば他の子だって十分魅力的です。そんな中で私が思う美也の魅力は彼女の内面です。「決してあきらめずに努力を続ける姿勢」。これは美也を担当に決める前も、そして決めた後も、ずっと変わらず魅力的だと感じている部分です。

 これは、美也のカード「炎のパン食い特訓!」です。

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ランチに、パン食い競争の自主練をしますよ~。…えっ? 今回は、パン食い競争やらないんですか?  …じゃあ、来年のために練習しますね~。

そしてこれは、麗花さんのカード「パンの宴」です。

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美也ちゃん、すっごく速かった~!  あんぱんを取られちゃったので、私は2位のメロンパンをいただきますね♪  はむはむ…おいしいです♪

さらにさらにこれは、麗花さんのカード「まだまだ行きますよ♪」です。

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響ちゃんが、「体力作りとはなんぞや!」って教えてくれました♪  私、まだまだ走れちゃいますよ♪ ばびゅーん!! …あれ、響ちゃ~ん?

お気づきでしょうか。「体力に自信のある響」に「息切れさせるほどのポテンシャルを持つ麗花さん」を「差し置いてパン食い競争で一位になる美也」という構図に。そしてこれは他ならぬ美也の努力の成果です。私はこの一連のエピソードに胸打たれました。「無駄な努力はない。その努力は必ずどこかで実を結ぶ」のです。いつもどこか努力の方向性がずれている美也ですが(そこもまた魅力的なのですが)、彼女の内に秘める情熱に私は惹かれたのです。

 

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私、何故か失敗ばかりで…。みんな、プロデューサーさん。私を支えてくれて、ありがとう…。 えへ、ダメですよね~。アイドルは笑顔じゃなきゃ…。

 それにしてもこのカード、何度見ても泣けますね。私はこの裏にあるエピソードを具体的には知りません。でも泣けます。 本当に良いカードです。セリフがね・・・うん。マイペースユニットのイベントが早く来てほしいところです。

 

・「ふわりずむ」は名曲である

 Border LINEやハイホー隊、Silent Joker、はなしらべが強すぎるので埋もれがちかもしれませんが、ふわりずむも負けず劣らず名曲です。特に一番の

 

突然の風に揺れる気持ち でも

前だけ見つめて 進むと決めたから

 

と、二番の

 

ドラマティックよりも 日常の奏で

小さな幸せ たくさん響かせたい

 

という歌詞が素晴らしい。これぞ美也、といった感じの歌詞です。美也のことを知れば知るほど胸に刺さります。マイペースに、そして立ちはだかる壁から決して逃げずに努力を積み重ねるのが宮尾美也なのです。ふわりずむ、ぜひ一度じっくり聞いてみてください。

 

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MS05のジャケット写真 美也の笑顔が眩しい

 

・最後に

 私生活で、「美也だったらこんな時でも絶対に諦めたりしない」と、挫けそうになった自分を奮い立たせたことは一度や二度ではありません。私にとって美也はそういう存在です。支えであり、前を向く勇気をくれる大切なアイドルです。私はこれからも私なりに、私ができる表現方法で、彼女をプロデュースし続けようと思っています。

【ネタバレ注意】「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」感想

 TOHOシネマズ上野で「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見てきました。ネタバレ込みの感想を書こうと思います。感想とも言えないとっ散らかったものになりましたが。ちなみに私はテレビシリーズを全話見ただけで、原作小説の方は一切読んでおりません。すごい勢いでネタバレしているので、まだ映画を見ていない人は読まないことをおススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・翔子さんとは何者なのか

 今回のヒロインは牧之原翔子です。テレビシリーズでは「大人翔子さん」と「中学生の牧之原さん」が出てきましたね。そしてテレビシリーズではその謎は一切明かされることはありませんでしたが、今回の劇場版ですべてが明らかにされました。翔子さんは未来の牧之原さん本人、双葉曰く「先に未来に到達した牧之原さん」とのことです。意味が分かりません。ただ青ブタではよくあることです。相対性理論が関わっているとのことですが、まあ劇中の説明でなんとなく理解できたので大丈夫でしょう。私は「猿の惑星」を思い出しながら見ていました。確かそんな話でしたよね。まあ私見たことないんですけど。

 翔子さんは「牧之原さん自身の『大人になりたくない』気持ちと『早く大人になりたい』気持ち」の産物との説明がされていました。思春期症候群のため、相対的に周りより時間が早く進んだ結果、先に未来に到達した牧之原さんだと。で、私が気になっているのは時間軸です。劇中の翔子さんは「どの時間軸の」牧之原さんなんですかね。小四の時の牧之原さんであるなら、その小四だった牧之原さんが普通に成長した場合の牧之原さんはどうなっているんでしょうか。牧之原さんと翔子さんが同時に存在している状況はなかなかイレギュラーなのでは。ここら辺を真剣に考え始めると頭が痛くなってくるので止めます。単純に「大人翔子さんは未来から来ました」の解釈が一番納得感がありますね。

・未来を変えるため咲太は動く

 作中、牧之原さんが心臓の病気を患っていて、翔子さんは咲太の心臓が移植されて生き延びることができた結果の未来という事実が明かされます。で、今回は咲太の代わりに麻衣さんが事故に遭います。劇中一番びっくりしたポイントです。何にって、音響ですよ音響。普通にビビりました。こういうところで劇場版要素出してこなくていいから。そしてその延長線上の未来での翔子さんは麻衣さんの心臓を移植されて生き延びていました。麻衣さんがいない世界は当然あり得ないので、咲太は過去(というか現在)に戻り未来を変えるため奔走します。

 

・咲太の選択

 正史では「麻衣さんとデート中(あるいは待ち合わせに向かう途中?)の咲太が事故に遭う。そしてその心臓が牧之原さんに移植される」ということだったんでしょう。しかし今回翔子さんがその未来を教えて、というか教えざるを得なくて、結果麻衣さんが犠牲になった。翔子さんからしても咲太には生きていてほしいはず。こうなってしまったのは、翔子さんが咲太に出会ってしまった時点でいろいろと変わってしまったせいでしょうか。時間遡行系は整合性をつけるのが難しいですね。というかこれ、麻衣さんがドナーカード記入してなかったら廃人咲太エンドでしたよね。紙一重すぎる。

 最終的に、咲太が咲太をぶっ飛ばして咲太を救います。書いていて意味が分からない。そしてその時間軸では当然ドナーがいませんので、牧之原さんはそのまま・・・。集中治療室のシーン、牧之原さんの「高校生になった私が、七里ヶ浜で咲太さんを励ましたり、大学生になった私が、咲太さんをからかったり・・・そんな夢を見ていました」ってところで泣きました。私は「未来を生きたいと願う女の子が楽しい未来を夢想しているシーン」に滅法弱い。

 牧之原さんが翔子さんの存在に気づいていたのには驚きました。これ、牧之原さん(翔子さん)視点の青ブタ普通に見たいですね。

 

・牧之原さんの選択

 結局牧之原さんは今回の騒動、というかすべての元凶である小四の時の将来のスケジュールの場面まで帰って、未来を変える選択をします。「書けました!」はマジで泣く。

 恥ずかしいことにwikiを読んで気づいたんですが、その後の未来は「麻衣さん主演の臓器移植を待ち続ける女の子」の映画が大ヒットして、臓器移植の率が上がった世界なんですってね。私てっきり、将来のスケジュールを変えたことが全部だと思っていました。そりゃそうですよね。作中でも「戻っても病気をどうにかするなんて不可能に近い」って言ってましたもんね。二周してたら気づいたかもしれない。

 あと、この世界では咲太はどうやって花楓の件から立ち直ったんでしょうか。翔子さんなしで立ち直るのって難しいのでは。

 

・最後に

 この先翔子さんは二度と見られないんですね。悲しすぎる。デートからウェディングの一連のシーンが好きすぎた。翔子さんのミステリアスな雰囲気がたまらなく魅力的でした。願わくばまたお目にかかれることを期待したいです。

ミリオンライブ6th福岡公演Day2感想 曲もアイドルも演者も成長する

 6月30日に開催されました「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 福岡 Fairy STATION DAY2」のライブビューイングに参加してきました。私が行った会場はアクアシティお台場。10分前くらいから人が増え始め、開演時刻には満席だったように思います。前の方だったので、確信は持てませんが。

 

・初のミリオンライブのライブ

 私は実質的には、これが初めてのミリオンライブのライブ参戦でした。5thライブのディレイ上映会には行ったのですが、厳密に言えば「ライブ」じゃないですしね。そんなこんなで多少緊張しながら開演時刻を待っていました。心配だったのはコールです。これに関しては実際に足を運ばないとわからないので、うまく周りに合わせられるか不安でした。ただ6thに向けてある程度曲は予習してきましたし、知らない曲も当然あるわけですが、それはそれで楽しめるとは感じていました。結局のところ私の心配は杞憂に終わりました。最初から最後まで、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

・ユニットの個性、ソロの個性

 D/Zeal、夜想令嬢、EScape、Jelly Pop Beansの4ユニットそれぞれがそれぞれ、持ち味を存分に発揮していました。その中でも特に夜想令嬢がすごかった。ライブを見に来ていたはずなんですが、ミュージカルを見せられるとは。終始鳥肌が立ちっぱなしでした。中の人が出てくるような場面が一度もなかったのが本当に徹底しているなと感じましたね。恵美、朋花様、りおねえ、千鶴さんがあそこには立っていました。カーテンコールまで完璧にこなすとは。参りました。

 EScapeもその独特な世界観を見事に表現していました。ドラマパートを汲んだセットリストで、そのあたりはさすがだなと。南早紀さん、阿部里果さん、雨宮天さんが、セットリストが進んでいくごとに笑顔を増やしていて、作りこみの本気度合いがうかがえました。初めて聞いたのですが、Mythmaker良い曲ですね。最初は「変な曲だな」なんて思っていたのですが、時間が経つにつれてあのメロディーがクセになってきました。あれあずささんの曲なんですってね。びっくりです。

 ソロブロックも魅力にあふれていました。ここから先は私も知っている曲が多く、ノリにノルことができました。しずしほDecidedはズルでは?Catch my dream、ローリング△さんかくは会場の歓声もすさまじかったですし、最高のパフォーマンスだったと思います。あと侠気乱舞は本当に反則です。

 

・慣れと必死さと成長と

 雨宮天さんの「ライアー・ルージュは志保さんの余裕のない心を歌った曲。何回も歌ってきて慣れが出てきてしまっては嫌なので、必死な感じを出しました」のMCにはしびれました。ミリオンライブもコンテンツとして長い部類に入ってきた中で、何十回と披露する曲もあったでしょう。コンテンツに関わる人たちともどんどん親密になっていったでしょう。物事をこなすことにおいて一番怖いのは慣れです。慣れは緊張感を失わせます。「なあなあにやっていても、何回もやってきたものだからできてしまう」という状態は本当に恐ろしいです。そしてそんな気持ちでやったものは必ず見ている人たちに伝わります。

 それと同時に、慣れというのはその人の成長の証です。ライブの空気感に慣れることであったり、共演する人の息遣いをとらえることであったり、自分はこう動けば良いパフォーマンスが出せるんだといった実感は、何回も同じことを重ねていく中で得られるものです。そこから見ている側が抱くのは、「ああ、成長したな」という感想でしょう。1stの時から見ているような人たちからすれば余計にそのはずです。

 出演する人たちが、そのコンテンツをどう思っていて、自分が演じているキャラクターとどう向き合っているか。それは観客に、パフォーマンスを通して必ず伝わります。それらのことを考えた時、ミリオンライブは本当に多方面から愛されているコンテンツだと、このライブから感じることができました。関わる全員が、それはファンも含めてですけれど、真剣にミリオンライブというものに向き合っているからこそ、ここまで人を惹きつけるライブができるのだと思います。

 

・これから彼女たちが見せてくれるもの

 ミリオンライブが始動した時、選ばれた声優さんたちは無名も無名、新人もいいところだったでしょう。演技だって歌唱だってダンスだってMCだって、そのすべてを手探りで、正解を模索しながらやっていったのではないでしょうか。そんな時から六年経ちました。「今だったらこのレベルの曲を歌えるはずだ」。「今の彼女たちにならこのレベルのステージでも大丈夫だろう」。曲も声優さんも、そしてミリオンライブというコンテンツも成長し続けています。

 幸運なことに、6thライブの追加公演がすでに発表されています。SSAではさらに洗練されたものを我々に見せてくれるはずです。もちろんコンテンツは永遠ではありません。きっといつか終わる日が来るでしょう。だからこそ今を楽しむべきですし、彼女たちが放つ今この瞬間の輝きから、目を離すべきではないと思います。9/21、22はぜひチケットを手に入れて、現地でアイドルたちの姿を目に焼き付けたいですね。

武道館公演感想 声優アーティスト・水瀬いのりの到達点(2019.7.8追記)

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2019.7.8 ダブルアンコールに関しての部分に追記を施しました

 

 久しぶりの投稿です。前回の記事が1月30日とのことで、5か月ぶりですね。主に就活のせいです。ようやく落ち着いたので、これからは定期的に更新していけたらなと思います。

 

 6月28日と29日にありました「Inori Minase LIVE TOUR 2019 Catch the Rainbow!」に参加してきました。二日連続でライブに参加するというのは初めてで、さらにいのりんのライブは一年ぶりということでかなり楽しみにしていました。結論から言いますと、心の底から、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

・私にとっての水瀬いのりライブ

 私はこれまで彼女のソロライブには、東京国際フォーラムでの1stライブと、幕張メッセでの1stライブツアー千秋楽に参加してきました。その二公演から、正直そこまで期待はしていなかったというのが本音です。TrySailのライブの方が、自分の中ではより充実したコンテンツでした。何回か考えたことはあるのですが、武道館公演を終えて、改めてその理由を考えてみると、「ライブを想定した曲をいくつ持っているか」「観客がどこでどう盛り上がるかをどれだけ把握しているか」の二点なのではないかと思いました。今回のいのりんのライブには、かわいい曲もあればかっこいい曲もあり、聞かせる曲、そして盛り上げる曲も十分にありました。そして何よりその配分と順番がよかった。

 当たり前のことではあるんですが、TrySailの方が何倍もソロライブの回数を重ねています。成熟度に差があるのは当然のことです。回数を重ねることで、観客の盛り上げ方であったり、自身のパフォーマンスの出し方であったりを学んでいくはずです。「観客と一緒に盛り上がれる曲」「魅せる曲」が揃い、「水瀬いのりがその表現の仕方を理解した」ことが、今回のライブで私が抱いた印象につながったのだと思います。

 

 ・水瀬いのりは声優アーティストである

 さて、今回のライブ、私には特に語りたい部分があります。一つは水彩メモリーです。まさかあの曲があそこまで化けるとはまったく予想していませんでした。とんでもないものを聞かされました。歌手・水瀬いのりの歌唱力と、声優・水瀬いのりの演技力。二つが合わさって唯一無二の世界観を作り出していました。

 かつての恋人と過ごした日々を、別れてしまった今、思い出として振り返る。思い出しては別れてしまったことを悔やみ、自分の中の「好き」という気持ちを伝えきれなかった未練を断ち切れない。今すぐにでも会って、あなたに大好きと、今度こそ何度でも言いたい。水彩メモリーはそんな曲です。いのりんの歌唱から、主人公の気持ちが手に取るように伝わってきました。歌唱後の鳴り止まない拍手が示していたように、この曲は頭一つ抜けて素晴らしかったように思います。

 もう一つが、ツアーのタイトルにもなっているCatch the Rainbow!です。いのりんが泣きました。一日目は一番のサビの「しあわせ」が歌えず、観客がそこを歌うという一幕もありました。武道館というアーティストなら誰もが憧れる舞台で、自身が初めて作詞した曲を披露するというのは、いのりんにとっても特別なものだったのでしょう。彼女があそこまで感情を表に出したこと、出せたことに、こちらも泣きそうになりました。

  二日目のMCでいのりんは「私がこんなに泣いていることにみんな驚いているかもしれない」と言っていました。はい、驚きました。というのも、ラジオや雑誌などのインタビューから、私は彼女にドライな印象を持っていました。何事にも動じず感情を動かさない。いのりんはそんな人だと思っていたのです。もちろん発言の節々からファンを思ってくれていることはわかるし、出演した作品への愛は伝わっては来るんですが、感情の表現の仕方の振れ幅が狭いというか。そんな彼女が歌唱途中に泣いて、歌えなくなるほどです。どれだけこの公演が特別で、そして支えてくれている全員に感謝の気持ちを持っているかが伝わってきました。

 

・最後に

 いのりんのアーティスト人生において、この武道館公演は一つの区切りになったのではないでしょうか。彼女が今見せられるすべてがこのライブには込められていたと思います。でも、水瀬いのりはこんなものではないでしょう。ファンから求められている自身の形と、自分がこの先理想とする形。それがより明確になった今、彼女はますます成長していくはずです。水瀬いのりが思う理想の水瀬いのりと、ファンが求める水瀬いのりがある中で、これから先、まだまだ多くの可能性を我々に見せてくれるのだろうと思います。できることなら五年後十年後、再び彼女が武道館という舞台に立てることを祈って、これからも応援し続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・アンコールの意味

 さて、ここから先は私が唯一この公演で不満だったことを挙げようと思います。読む読まないは自己責任でどうぞ。

 武道館二日目のダブルアンコールについての話です。私は、ダブルアンコール前提の進行を組んでいた今回のライブの姿勢に違和感を覚えざるを得ません。

 二日目、アンコール最後の曲Catch the Rainbow!を歌い終わった時、一日目とは違い挨拶なしに、すぐにいのりんがはけました。そして観客の「もう一回!」の声に応え、再びステージに戻ってきます。私の頭の中にクエスチョンが浮かびます。別に私はダブルアンコール自体に不満があるわけではありません。本当に素晴らしいライブでしたし、たとえ彼女が一日目と同じ流れでステージから降りたとしても、おそらく「もう一回」の声は挙がったでしょう。むしろその流れであってほしかった。アンコールは観客主導であってほしかった。ライブをする側として、予想されるすべての事態を織り込んだ予定を組むのは正しいです。ダブルアンコールだってそりゃあ想定済みでしょう。でもその判断は観客に一任してほしかった。一日目と同じく最初のアンコールでライブのすべてを終えて、それでもなお観客が彼女を求めて声を挙げたのなら登場する。その形を取ってほしかった。

 以上、私が不満に思ったことでした。私は声優ライブにしか行ったことがありませんし、その声優ライブでさえそこまで数多く足を運んできたわけではありません。アンコールがどういう形を取るのが正解かなんてわかりません。ただ、ダブルアンコールとは何か、いや、アンコールとは何か、今一度考える必要性を感じたのは事実です。観客もまた、ライブを作る一員なのですから。

 

(追記)7月8日に放送されましたメロフラで、このダブルアンコールに関していのりん自身から説明がありました。曰く「かなりテンパっていた」そうです。アンコールの時点ですでに涙でどうしようもなく、告知すべき内容もすっぽかしてステージからはけてしまったみたいです。私はまだまだ彼女のことを見られていないようですね。今一度精進し直します。疑ってごめんねいのりん。

夏川椎菜にメール読まれてうれしーな

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 はじめましての方ははじめまして。Twitterでご存知の方はいつもお世話になっています。れぽてんです。参加したイベントの感想やらその他諸々を形として残したいと思いブログを始めてみました。更新頻度はおそらくそんなに高くありません。これからよろしくお願いします。

 

 人生で初めてのブログ投稿で、その第一弾の記事がはたしてこれでいいのかはわかりませんが、今回はタイトル通りナンスにメールを読まれたのが嬉しすぎた話をしようかと思います。というか、これはしっかり文章にして忘れないようにするべきだろうと思ったのです。海馬に刻むぞこの記憶。

 

 私の送ったメールはどうやら1/12のTaking Boxで読まれたようなのですが、深夜2時という時間に私が起きているわけもなく、実際に気付いたのは翌日の23時半頃でした。「いつもタイムフリー視聴期限ギリギリに聞いているから今回は早めに聞くか」と思い立った私はアプリを起動させ、お布団の中でぬくぬくと温まりながら視聴開始。メールは送っていたので、正直読まれないかと期待していました。ただ、ナンスの「年始初の収録」という発言に「送ったの最近だし望み薄かな」と思いつつ油断しまくっていたところに、

 

「ラジオネーム"れぽてん"さんからいただきました」「・・・?」

 

は?え、ちょっと待て。聞き間違いか。はたまた幻聴か。しかし確かにナンスが言ったラジオネームは私のもの。読み上げているのは私が送ったメール。落ち着いて巻き戻して聞き直す。

 

「ラジオネーム"れぽてん"さんからいただきました」「・・・」

 

本当に読まれてた。私が送ったメールがナンスに読まれている。実感がじわじわと湧いてきて、嬉しさがこみあげてきて、さっきまで半分まどろみの中に沈んでいた意識は一気に覚醒。まじかまじかと心の中で叫びながら布団の上をごろごろ転がる私。とりあえずラジオの続きを聞かねばと思い、一旦落ち着くためにTwitterを開きつぶやく。

 

 

ついでにエゴサしました。何人か話題に出してくださった方もいてそれも嬉しかったですね。推しにメールを読まれて、さらに何人かからも「おめでとうございます」と言われる。頑張ってメールを書いてよかったと思います。

 

 実はMR05のナンス回のチケット、Twitterでとある親切な方から譲渡していただいたものなんですよね。抽選は3連続で落ち、先着も取れず、最後の望みに縋ったのがTwitter。自分なりにナンスへの思いを込めたツイートをその方へ送ったわけですが、数あるリプライの中から私を選んでくださったみたいで。ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。この世もまだまだ捨てたもんじゃねえなと。本当にありがとうございました。そもそもイベントに行ってなければメールも書いていませんでしたし、こうやってブログを始めることもなかったかもしれません。色々なことが連鎖して、重なって、そのうえで今があるんだなと強く感じます。

 

 実は2019年は「推しは推せるときに推せ」を信条に生きようかと思いまして、今回メールを送ったのもその一環です。これから先落ち着いてラジオを聞くことができなくなるかもしれないし、イベントにもそんなに気軽には行けなくなるかもしれない。そうなってからでは手遅れです。「いつかやろう」と先回しにしていたらいつまでたってもその時は来ません。いつかというのは待っていても訪れてはくれないのです。思いは伝えられるうちに伝えるのがベスト。これからも頑張ってメール送るぞー。

 

P.S.

 メール書いててナンスが「嘆息」を読めるかどうか心配になったのは内緒。ちょっと怪しかったやん。頑張れナンス。負けるなナンス。