れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

プロデュースってなんだろう~涙も迷いも君だけの欠片~

 

 大好きな歌詞があります。

 

 

   あざやかに彩ってく 涙も迷いも 君だけの欠片

 

 

 悩み、折れてもなおしがみついて、迷いながら考え続けたこの2カ月強は、振り返ってみれば全部全部「『私』だけの欠片」になっていました。つらいことのほうがずっと多かったけれど、「つらかった」だけで片付けるには「あまりにも楽しく」て「大切なものがたくさんでき」ました。だから、ちゃんと残しておこうと思います。

 

 

 

MOIWののぼり企画とミリシタの投票企画に取り組む中、ぶつかった「プロデュースってなんだろう」という壁。悩んで、迷って、折れて、考えて。そしてかけがえのない方々に支えられて。その先に私が出した「答え」を記します。

 

 

 

 この2カ月強、私の頭の中にはずっと「自己満足」という言葉がありました。強く意識したのは2月中旬、投票企画で心が折れた、その最初の時でした。

 

 医師役で敗色濃厚な中、それでも貫いて、押し通して、企画の宣伝をして。役の獲得に至れない以上、「ただの私の売名に過ぎないのかな。美也を知ってもらうことになんてなってないのかな」と本気で悩んで、苦しみました(この関連のご相談に乗っていただいた方々にはご迷惑をおかけしました……)。「プロデュースってなんなんだろう」と考え始めたのはこの時からです。

 

 のぼり企画も、結局のところ「ただ目立ちたかっただけなのかな」と、そんな気持ちにもなりました。私自身が目立つために、美也を利用しているだけなのでは、と。

 

 

 「自己満足」と「プロデュース」の線引きって、どこなんだろう?

 

 

 のぼり企画は進行中、そして完了後と、参加いただいた方々から「参加できてよかったです」とのお言葉を直接いただく機会に多く恵まれました。宮尾美也桐谷蝶々さんに贈ったプレゼントも、大変ありがたいことにご本人から言及をいただきました。MOIW当日も、たくさんの方々がのぼりを目印に待ち合わせをしてくださっていたり、写真を撮られていたり、美也Pが集まったりしてくれました。

 

 投票企画前半戦は、「美也に役をあげられなかった」というのは厳然たる事実としてありますし、個人的な反省点もたくさんあります。けど、「あの企画があってよかった」とか「美也という子をもっと好きになれた」とか、そういう声があったのも確かで。それに、やってきたからこそ繋がった大切な縁がいくつもあって。

 

 ご相談を受けていただきながら、少しずつ気持ちを整理していきました。そして振り返って今、「私のやってきたことは誰かに何かを、確かに届けられたのかな」と思えるようになりました。

 

 「自己満足」と「プロデュース」の間にあるもの。私はこれだと思います。「確かに他の人に何かが届いた実感がある」こと

 

 この「届いた」は別に「身内」であってもいいのだということにも、この期間で気付けました。同僚に届けるのだって、かけがえのない「プロデュース」なんです。「外に届けたい!」と全力を尽くした中で身内に留まってしまったのなら、「今度こそ」と反省ができます。

 

 

 

 きっとこの先も、また似たようなことで悩む日が来ると思います。それでも、私が彼女の担当プロデューサーとして私なりに努力をしてきた約4年間は、決して無駄ではなかったんだなと、本当にたくさんの縁を繋げられていたんだなと、この2ヶ月強は気付かせてくれました。私にとって必要な時間だったと思います。

 

 目の前に喜んでくれる方がいる。応援してくれる方がいる。だったら、その道で頑張っていいんだよと。複雑に考えないで、もっとシンプルに捉えてもいいのかなと。

 

 繋がった縁・繋がっている縁は切れぬように、まだ見ぬ方との縁はいつか繋げられるように。誠実に、丁寧に、これからも私ができる私なりの全力で、美也の「プロデュース」を続けていきます。