みなさんこんにちは、れぽてんです。水瀬いのりさんの3rdツアーの当落がとうとう1週間後に迫ったわけですが、私は予習&復習がてら彼女の3枚のライブ円盤を見返していました。その中で改めて思ったことを言語化しておこうと思います。主題は「水瀬いのりのライブの楽しさとは何か」です。多分に主観が含まれた記事になるかと思いますが、どうかお付き合いください。
・私が感じた水瀬いのりのライブ
私はいのりんのライブには、1stのReady Steady Go!、1stツアーのBLUE COMPASS千秋楽幕張、2ndツアーの武道館2Daysに参加しました。その中で、1stと1stツアーのライブは心から楽しかったかというと正直微妙でした。楽しくなかったわけではないんですが、どこか物足りなさがありました。言ってしまえば、TrySailのライブの方がよっぽど楽しかったです。推しのライブに行っておいて「楽しくなかった」とか同じファンの方から刺されるかもしれませんが、そう感じてしまったのです。
そんな評価が完全にひっくり返ったのが武道館のライブでした。マジでめちゃくちゃ楽しかったです。1stと1stツアー、TrySailのライブ、そして2ndツアー。そこにどんな差があるのかを考えていくと、大きなものに「コール&レスポンスの量の差」があるのかな、という結論に至りました。
・セトリ分析 ~欠けていたものは何か~
そんなわけで早速セットリストを見てみることにしました。3つのライブから、コール&レスポンスのある曲を箇条書きにしてみようと思います。
・1stライブ
Ready Steady Go!、コイセヨオトメ、harmony ribbon
・1stライブツアー幕張
Million Futures、harmony ribbon、Ready Steady Go!
・2ndツアー武道館②
Step Up!、ピュアフレーム、Ready Steady Go!、コイセヨオトメ、約束のアステリズム、harmony ribbon、Million Futures、Catch the Rainbow!
武道館に関しては、brave climberとTRUST IN ETERNITYを入れてもいいかもしれません。コールがある曲ではないですが、まず間違いなくUOを折ります。ブチ上がります。
こう見ると一目瞭然ですね。そんなわけで、私が思うに、水瀬いのり1st、および1stツアーに欠けていたものは「観客が声を上げてとことん盛り上がれる曲」だったのではないでしょうか。正確に言えばその数ですが。
・ライブ経験の数
そのライブが「楽しかった」という感覚はもちろん、コールの量だけで決まるわけではありません。盛り上がれる曲の多さに追加して、いのりん自身のソロライブの経験であったり、ソロライブでなくとも、キンスパやアニサマ等、数多くのステージに立ったことが彼女にとって大きいのかなと思います。あおりやダンスのキレ、観客を意識したフリなど、ステージ上でのパフォーマンスの幅が初めの頃とは比べ物にならないレベルで上がっています。
・最後に
以前私は武道館公演の感想としてこんな記事を上げました。
そのタイトルに私は「到達点」という言葉を使いました。いのりんがソロデビューしてから3年と半年という時に立った武道館というステージ。7枚のシングルに3枚のアルバム、彼女はその間に実に51もの曲を出してきました。ライブで盛り上がる曲、聞かせる曲、かわいい曲、かっこいい曲、ストーリー性を感じさせる曲・・・本当に多種多様な曲をリリースしてきて、いのりん自身もさまざまな経験を積み重ねて、自ら作詞もして。そして、彼女は満を持してこの舞台に立ちました。私はこの公演に参加して、今までの彼女の道程のすべてはこの瞬間に繋がっていたのかと、そう感じました。だからこそ「到達点」という言葉を使ったのです。「このライブに水瀬いのりの全身全霊を見た」、「これが水瀬いのりの今の全力である」ということを何とか伝えたかったのです。
そんな彼女の3rdツアーが6月から始まります。自信を持って言えます。今回のツアー、間違いなく楽しいです。絶対に楽しくなります。水瀬いのりのライブに行ったことがある人も、あるいはそうでない人も、ぜひどこかの公演に足を運んでみてください。武道館という舞台を経験し成長したいのりんの見せてくれる景色が、私は今から楽しみで仕方ありません。