れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

サマポケ備忘録① ~紬ルート~

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 みなさんこんにちは、れぽてんです。今回は知り合いのオタク複数人から激押しされたゲーム「Summer Pockets(サマポケ)」(iOS版)の感想を書いていきたいと思います。最初は紬ルートから。特に何がどうというわけではなく、単純に私が思ったことをまとめただけの記事です。他の子のルートに入る前にこの作業をやっておかないと、印象がまた変わってしまうかもしれないので。1ルートクリアするごとにこうやって書いていけたらと考えています。

 

 さて、Keyといえば当時中学生だった私をオタクに叩き落したブランドです。YoutubeCLANNADのOP映像に魅せられたあの時がすべての始まりだった……。ニコニコ動画で「ONE~輝く季節へ~」(澪、みさき先輩、茜ルートでアホみたいに泣いた。全部久弥担当じゃねえか)と「MOON.」(由依はいいぞ)の実況プレイを見たり、ちょうどRewriteが発売するタイミング(エイプリルフールのあの映像とかで盛り上がってましたね)だったこともあり、中3~高1くらいまでは本当にKeyに浸かっていました。

 ただお金もやる気もなかった私なので、実は腰を据えてしっかりとゲームをクリアしようとしているのは今回が初めてです。というか、樋上いたる氏が抜けてからKeyは特に追わなくなっていたので、薦めてくれたオタクたちには感謝しています。

 

 予備知識ほとんどなしで挑んだサマポケ1周目ですが、私は紬・ヴェンダースを最初のヒロインに選びました。ビジュアルが好みだったからです(金髪ツインテはいつの時代も最強)。それと、結構主人公が意味分からなくて面白かったです。一番最初の選択肢で「口説き方を忘れたホスト」を選んだのがあそこまで引っ張られるとは思わなかった……。

 

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無敵らしい。ルートを進めていくと分かるが、このシーンのやり取りも重要だった

 

 さて、紬ルートの感想ですが、告白シーンが最高に良かったです。主人公の「好き」という告白に対し、最初は照れながら逃げ、翌日向き合ってみてもどこかぎこちなく、上手く話せない。最後には「気持ちの整理ができた」ということで、まっすぐな好意をくれる。「らくしょーで大好き」というセリフがとても好きです。私が求めていたイチャイチャがここにあった……。紬と一生イチャイチャするスピンオフ待ってます。

 

 それと、随所に流れていた「アルカテイル -recall-」という楽曲がすごくいい。無印サマポケOP「アルカテイル」のオルゴールアレンジですが、サビで「歩き続けることでしか届かないものがあるよ」というのを思い出してしまい、静久、羽依里がずっとやっていた「紬のために夏休みにイベントを全部やる」という行動と重なって、流れるたびに泣いていました。紬ルートのあのラストは、2人が歩き続けなければきっと得られなかったものだと思います。

 

 アニメしか見ていませんが、紬ルートはどことなく風子ルートに似ているなと感じました。朋也、渚が風子のためにずっとヒトデ配りを手伝ったというのが被る被る。いつの時代も「ヒロインが何かしら超常的な存在で、消える前に最後の思い出を」みたいな展開は鉄板ですが、ゆえに扱いを間違えなければ泣けますね。

 

 不満点、と言っていいのか分かりませんが、共通ルートのボリュームのなさ、つまり主人公とヒロインを取り巻く各々の関係性、環境の掘り下げが少なく、個別ルートでの展開に多少性急さを覚えました。周囲が紬を助ける理由とか、静久との関係の深さとか、そのあたりですね。この点は今後、他ルートを進めていくことでまた印象が変わるかもしれません。

 

 あと、紬がちょいちょい行方不明になっていた理由、他の方の感想記事を漁っていて合点がいったのですが、紬の正体を知ってから考えると確かに、という感じですね。2周目をやるとまた別の発見がありそうです。

 

 雑ですが、今回はこんな感じで。かなり面白かったので、他のルートも期待大です。鳴瀬しろはとイチャイチャするまでサマポケ終われん。でも次は鴎かなー。それでは。

 

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しろはのこのセリフになぜか涙が止まらなくなりました