れぽてんの雑感

夏川椎菜さんと上田麗奈さんと小原好美さんのオタクで美也・エミリーPです

幸せを形にするということ

 数カ月前に親戚の結婚式に行った。そこでふと思ったことがある。幸せを形として見せるのは、恩返しなのだと。とても大切なことなのだと。

 

 招待する人たちの顔を浮かべて、「こうしたら喜んでくれるだろうか」「こんなおもてなしなら笑顔になってくれるだろうか」と、披露宴のプランを練ってくれたのだろうと思う。

 

 企画の主催をやっていた最中だったから、余計にそんなことを思った。受け手としてのそれを想像できた。他人を想って何かをすることの喜びと、それを受け取る側の幸せ。

 

 同時に、「幸せ」をこのように形あるもの(この場合は結婚式だったが)として表すことの重要性も感じた。何と言うか、「幸せ」という人によって形も違えば中身も違うものを形にしようとする過程にこそ「幸せ」が込められるのだ。そして何より、形にして「私たちは今こんなに幸せなんですよ」と示すのは、受け手にとって分かりやすい。この分かりやすさが大事になる。

 

 だから、ファンとして推しに伝えたいものとか、プロデューサーとして担当アイドルにやってあげたいこととか、全部全部形にしてみればいいと思う。不器用でいいし、見様見真似でいい。「推しや担当アイドルのことだけを考え続けた、想いを込めたその時間」はあなたにとってものすごくかけがえのないものになる。そしてそれは伝えたい人に必ず伝わる。

 

 結局、「想いは形にしないと伝わらない」のだ。形にしよう。一歩ずつ、半歩ずつでいいから、形にしてみませんか?

 

 ……まあつまり、結婚したら結婚式を開いた方がいいよ、ってことだ。結婚式は開こう。